大日本印刷

October 17, 2009 21:26

 大手書店,取次(書籍卸),出版社を次々に傘下に−大日本印刷が目指すもの

大日本印刷はすでにジュンク堂書店,丸善を子会社化しているが、文教堂書店も傘下に入れた。

▼ジュンク堂,文教堂の株式20.40%を取得
文教堂グループホールディングスは2009年9月14日,ジュンク堂書店が発行済株式20.40%を取得し,筆頭株主になったと発表した。これにより、両社は資本提携し,協力関係を築いていく。低迷する出版書店業界にあって、た業容の拡大や経営の効率化を目指すという。

そのジュンク堂は09年3月18日、株式51%を取得した大日本印刷によって、子会社化されている。


なお、大日本印刷は書店以外にも、08年2月には、図書館への図書販売などを手がける取次・図書館流通センターも子会社化した。09年5月8日には、婦人向け雑誌の老舗出版社「主婦の友社」の株式約39%を取得している。ほかに、09年5月13日には講談社、集英社、小学館とともに中古書籍販売のブックオフコーポレーションの株式を取得している。


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July 26, 2009 00:30

大日本印刷と凸版印刷が再編の牽引役に

 大日本印刷は丸善や図書館流通センタトを相次いで子会社化したのに続き、今年に入ってから3月にジェック堂書店を子会社化、五月には主婦の友社、ブックオフと相次いで出資。

 主婦の友は大日本印刷の資本を受け入れ、財務体質の強化に乗り出す方針であり、大日本印刷はこれらの会社を傘下に収めることで書籍販売市場を活性化させたいとの狽いがある。


 また、6月1日には大日本印刷のライバル・凸版印刷が書店最大手の紀伊園屋書店と連携。奇しくも,大日本印刷と凸版印刷による印刷・書籍業界の再編が進んだことになる。

 これらの背景にあるのは、深刻な出版不況だ。少子化やインターネットの台頭に伴い、若者売りに書店の大型化で業績を拡大してきた大型書店も、近年はアマゾンなどのネット通販に押され気味。今では、毎月のように雑誌の廃刊や出版社の倒産がニュースになっている。
 こうした状況の中を生き残るためには、従来の枠組みでは出版社も販売店も存続できない。敵対する出版社と中古書籍販売店の提携は、出版業界が新たな段階に入ったことを示している。

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 出版業界は最盛期にあった1996年には、書籍の新刊点数は約6万3000点だったが、昨年は約7万6000点にまで増えた。だが,売上高は96年の約1兆900億円に対し、8878億円と2000億円の減少であり,新刊1点当たりの売上高も激減している。

 新刊点数増加の原因の一つは「数打てば当たる」という出版社の姿勢と、委託販売制による粗製濫造にある。

 いま出版社に求められることは、読者(消費者)にとって魅力的な商品を丁寧に作り、そして地道な宣伝活動にある。10冊で計5万部を売るよりも、5万部売れる本を1冊作るほうが、コストもかからず、利益率も高いのは自明である。

 映画業界では、松竹が、制作数を減らし,、一つひとつの作品を丁寧に作りという方向に転換した。これが、『おくりびと』や『ヤッターマン』といったヒットを連発の要因となった。出版界においてもこうした動きは一つのヒントにはなる。

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▼関連HP
 エリアマーケティング講座
   http://kobayashi.clever.mepage.jp/area/area_index.htm    




基本 エリアマーケティング―地域対応の「売れるしくみ」づくり




July 25, 2009 00:10

 5月、小学館、集英社、講談社の大手出版社3社と、印刷大手の大日本印刷とその傘下である丸善と図書館流通センター6社がブックオフ株(3月現在で922店舗 書店売上高 約406億円)を取得した。
 「出版物の再販制度は、安価な出版物を全国どこでも同一定価で購入していただくためのシステム。むやみな価格競争に陥ることなく、安心して書籍を購入するためには再販制度は必要です」と語るのは、社団法人・日本書籍出版協会のある幹部。
 講談社、小学銘、集英社の大手出版社が、中古本販売大手のブックオフコーポレーションの株式を取得。再販制度をめぐって利害が対立していた両者が手を組むことになった。両社の狙いは何なのか。
 ブックオフの筆頭株主は日本政策投資銀行系のファンド。グループ会社の丸善や図書館流通センターなどを含めた大日本印刷グループが議決権の18%を保有、講談社、集英社、小学館の三社がそれぞれ4.66%を買い取る。

 百年に一度の大不況と呼ばれ多くの小売店が苦しむ中で、中古品市場は成長を麓けている。中でも、ブックオフは今期(2010年3月期)700億円の売り上げを見込む、中古本販売の最大手。今期はブックオフを核店舗にした新業態「中古劇場」で功しで面積一千坪以上の大型複合店舗で攻勢をかける。
 ブックオフは市場に出た中古本を一般消費者から定価の一割程度で買い取り、定価の半額で販売するのが主なスタイル。そのため「新刊を貰ってきて、すぐに安い価格で売られたのでは利益が出ない」(出版関係者)として、出版社側との利害が対立する関係にあった。ブックオフはグループで約一千店舗を構えるだけに影響も大きいからだ。


 出版業界は最盛期にあった1996年には、書籍の新刊点数は約6万3000点だったが、昨年は約7万6000点にまで増えた。だが,売上高は96年の約1兆900億円に対し、8878億円と2000億円の減少であり,新刊1点当たりの売上高も激減している。

 新刊点数増加の原因の一つは「数打てば当たる」という出版社の姿勢と、委託販売制による粗製濫造にある。

 いま出版社に求められることは、読者(消費者)にとって魅力的な商品を丁寧に作り、そして地道な宣伝活動にある。10冊で計5万部を売るよりも、5万部売れる本を1冊作るほうが、コストもかからず、利益率も高いのは自明である。

 映画業界では、松竹が、制作数を減らし,、一つひとつの作品を丁寧に作りという方向に転換した。これが、『おくりびと』や『ヤッターマン』といったヒットを連発の要因となった。出版界においてもこうした動きは一つのヒントにはなる。

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▼関連HP
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基本 エリアマーケティング―地域対応の「売れるしくみ」づくり



 



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