ユニクロ

June 11, 2010 15:28





朝日新聞の記事によると,カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は,海外出店に対応するため、2年後に入る新卒社員の3分の2を外国人にする考えを明らかにした。アジアだけでなく、スペインやブラジルにも新たに出店を目指す。

 2010年に入社した新卒採用者は国内は約200人、中国や韓国など海外で約100人。11年には新卒採用全体を約600人に倍増させ、半分は外国人とする計画だ。12年には全体を約1千人まで拡大し、3分の2を外国人にしたいという。国籍にかかわらず、国内外の店長候補として育成する。


▼ニューヨーク5番街から高島屋撤退、ユニクロ進出 
 世界のファッションの中心地、米・ニューヨーク5番街から高島屋が姿を消した。これと入れ替わるようにユニクロが、同地区に超大型店舗の出店を予定している。早ければ11年にオープンすると見られている。売り場面積は8300平方メートル、同地区にあるH&M店舗の倍以上で、ユニクロとしても世界最大級の店舗となる。賃料は年間約18億5000万円だという。
 
 ファッション流通の主役が百貨店からユニクロやH&Mに代表されるSPA(製造小売業態)に変わろうとしている現れである。

ニューヨーク高島屋は1958年にオープンした。店舗面積は1705平方メートルで、約70名の従業員を抱えていた。

 広報室担当者によると、世界的な景気悪化の影響で業績が低迷。07年度に約21億円あった売上が、09年度は約15億円にまで落ち込むなど、この2〜3年は赤字経営が続いていた。



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January 11, 2010 13:03

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 流通業界では,「ユニクロ」の快進撃が続く一方で,百貨店やスーパーは大苦戦を強いられている。だが,勝ち組のユニクロも安泰とはいえない。海外から安くて早い“ファストファッション”が相次いで進出し,包囲網を形成しつつある。

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 東京・銀座で衣料品専門店の競争が激化している。消費者の節約志向が一段と広がる中,高級ブランド店の街という銀座のイメージも変わりつつある。

◆アバクロンビー&フィッチ(アバクロ)
 米カジュアル衣料大手のアバクロンビー&フィッチ(アバクロ・世界で約1100店を出店し,2009年1月期売上高が約35億ドル(約3500億円)が09年12月15日,銀座に日本1号店をオープンした。アバクロは米ギャップやユニクロと同様にシンプルなデザインが特徴であるが,独特な風合いの商品が多く,高めの価格設定となっている。

◆ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)
 銀座には,08年,低価格と最新モードという高いファッション性を特徴とするスウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)の1号店が出店。同年,2号店が原宿・明治通りに開店。2009年9月に横浜・みなとみらいのランドマークプラザに出店。次いで埼玉・ららぽーと新三郷,東京・渋谷に開店した。11月には新宿3丁目の明治通りの伊勢丹向いにも出店。

◆「フォーエバー21」の日本進出
 米国のカジュアル衣料品店「フォーエバー21」が09年4月,東京・原宿に1号店を出店。100ドル(約9600円)あれば服からカバン,装飾品,靴までがそろう低価格が特徴。東京など大都市での集中的な出店を目指す。原宿店は地下1階・地上4階で,売り場面積は約1750メートル。
 徹底したローコスト運営を行う同社は,H&Mのような派手な広告宣伝や有名デザイナーとのコラボといったプロモーションは行っていない。

    ◇              ◇

 原宿・神宮前交差点周辺にはすでにスペインの「ザラ」、英国の「トップショップ」、米国の「ギャップ」といった世界で展開する衣料専門店チェーンが集積。日本勢もユニクロが「UTストア」を出店しているほか、カジュアル専門店チェーンのポイントの大型店「コレクトポイント」が出店している。

◆イタリアの高級ブランド「グッチ」が撤退 
 アバクロの斜め向かいにある松坂屋銀座店からは,同店周辺環境の変化を受け,入居するイタリアの高級ブランド「グッチ」が撤退を決めた。その後継には低価格が売りの米カジュアル衣料ブランド「フォーエバー21」の名が浮上している。







September 03, 2009 08:20

 ○…「衣料品販売は狩紳民族的で、生活雑貨は農耕民族的」と語るのは、良品計画の金井政明社長。

 衣料品は生活雑貨と比べてヒットすると利益率は高いが、景気動向に左右されやすいという弱点を併せ持つ。

 その両輪で約7700商品を展開す良品計画は,商品数を増やすのではなく,付加価値の高い商品開発に重点を置いてきた。


○…「優れた素材をもっとアピールすべきだったのに、ユニクロに先を越されてしまった」と嘆く金井社長。というのも、ユニクロのヒット商品「ヒートテック」のような機能肌着は、良品計画もすでに開発・販売していたからである。











August 09, 2009 00:30

>>>ファーストリテイリングが2日発表した国内ユニクロ事業の6月の既存店売上高は前年同月比6.4%増となった。8カ月連続のプラス。他の衣料専門店が軒並み苦戦が強いられるなか、同社の強さを改めて印象付けた。販促キャンペーン活動を積極展開したTシャツやスポーツウェアなどの売れ行きが好調だった。客数は9.5%増、客単価は2.8%減だった。



>>>『一勝九敗』――ユニクロが勝ち続けるのはなぜか

英国進出失敗、食品事業撤退、社長交代にその後の復帰――。ユニクロの柳井社長は挑戦と失敗を繰り返した

 ファーストリテイリング。その経営をリードする柳井正社長の新書が『一勝九敗』である。書名の通り、数々の失敗が急成長の原動力になっていることが分かる。

●失敗は成功の母

 柳井氏が社長に就任したのは1984年。その年にユニクロ事業も始まったその後,業績は山あり谷ありであった。成功の裏に失敗も多い。

 関東に進出しても伸び悩み、ニューヨークのデザイン事務所は3年半で閉じ、スポクロ・ファミクロといった新業態も1年で撤退している。しかし、そうした挑戦の先に1998年の原宿店成功とフリースブームが繋がっている。

 英国進出失敗、食品事業撤退、社長交代にその後の復帰と、柳井社長は挑戦と失敗を繰り返している。その試行錯誤の上で、リーマンショックで日本経済全体が落ち込んだにも関わらず、ユニクロはフリースブーム以来の利益を達成しようとしている。

●スランプこそが鍵

 ユニクロもそうだったように、マスコミや世間は成功している間のみ持ち上げる。しかし、世間から評価されていない停滞、失敗期にこそ、成功の鍵がひそんでいる。人は,スランプ期こそ大事にすべきである。

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July 03, 2009 00:46

ユニクロ“ガールズショップ”の全貌と戦略

 2月27日、旧マルイヤング新宿が“まるごと全館ファストファッション”をコンセプトに「新宿マルイ カレン」としてリニューアルオープンした。その核となるテナントが,ユニクロの新業態である“ガールズコンセプトショップ”である。

 マルイは、ユニクロをキーテナントにすることで新宿マルイ カレンをファストファッションを集積した館として打ち出し、低価格で旬なものを求める顧客の価値観への対応を図る。


 新宿にはH&Mが今秋に進出するほか、今春原宿にオープンする米国・ロサンゼルス発のアパレルチェーン店「フォーエバー21」が新宿への出店を計画している。
 新宿を拠点とするマルイにとって、こうした外資ファストファッションブランドの進出に対抗していくには、“国内最強ブランド”の導入が不可欠だったのだろう。


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▼関連HP
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    http://kobayashi.clever.mepage.jp/area/area_index.htm





基本 エリアマーケティング―地域対応の「売れるしくみ」づくり




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