スーパー

August 06, 2009 07:50

 弁当などを販売期限前に値下げして売る「見切り販売」を不当に制限していたとして、コンビニエンスストアチェーン最大手、セブン-イレブン・ジャパンは6月22日、公正取引委員会から独占禁止法に基づく排除措置命令を受けた。

 セブン-イレブンは、見切り販売に対しては、「過当競争をもたらし、結果として加盟店の利益を奪う」とし、反対の姿勢をとってきた。

 「本部は利益を持って行きすぎだ」「見切り販売をすれば消費者も喜び、ゴミを減らすこともできる。何が悪い」,といった声も加盟店からあがっていた。「セブン-イレブン本社は利益優先主義」という印象を与えた。

 しかし、この問題は根が深く、複雑である。「セブンイレブンは安売りを許していない」と一概に決めつけることはできない。


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 食品期限(消費期限と賞味期限)が残りわずかしかない商品、切れてしまった商品を販売しないよう、コンビニやスーパーなどでは店独自の“販売期限”を設定します。

 一般的には、食品期限の短い弁当、総菜、刺身などは、消費期限の時間マイナス1〜2時間を販売期限とています。

 食品期限が1カ月程度の商品は、賞味期限×0.7程度で設定します。例えば賞味期限が30日の商品なら、30×0.7=21日が販売期限となります。

 食品期限が1年以上と長いものについては、賞味期限の1〜2カ月前を販売期限として設定します。

 これらの販売期限は、間違って食品期限が迫った商品を買うといったことがおきないように設定されています。

    ==================== 期限を過ぎたら値引きする ========

 コンビニ弁当などの見切り販売が問題視されています。スーパーでは、弁当の食品期限時間マイナス4時間〜2時間は30%引き、2時間〜1時間は50%引きといった売り方が恒例化しています。

 弁当に限らず、刺身,精肉といった鮮魚,精肉類もなども店設定の販売期限、30%値引き販売期限、50%値引き販売(見切り)期限を設定して、売り切れるまで販売します。

 加工食品でも、食品期限が近づいた商品は、投書設定価格販売ではなく値引きで売り切りを図ります。この場合、値引き販売で買った商品は、購入後すぐ食品期限となりますが、食品期限が過ぎてしまった商品のすべてが危険で、食べることができない,ということではありません。

 缶詰は賞味期限が過ぎても、缶詰が膨らんだり、錆びて穴が開いていなければ食中毒の恐れはありません。そうめんなどの乾麺は、カビが発生していなければ、多少期限を過ぎていても問題ありません。

 砂糖、アイスクリームなど、食品期限の入っていない商品もあります。また、製造日のみ記載されている商品もあります。代表的な例が日本酒です。

 日本酒は、瓶に詰めた日を製造日と記載しています。製造日から半年以上たつと、日本酒の風味が失われてきます。そこで通常,日本酒は製造日から半年以上経過したら値引き対象となります。












July 24, 2009 00:58

 食品スーパーのライフコーポレーション(本社 大阪)は7月23日、JR難波駅に隣接する複合商業ビル「マルイト難波ビル」地下に「ライフなんば店」をオープンした。なんば店のオープンで、ライフの店舗数は208店(首都圏93店、近畿圏115店)となった。

 なんば店は同社で初の駅直結型複合店。高級感のある食材やビジネスマン向けの総菜などを強化、売り場面積1760平方メートルに、生鮮食料品や日用品のほか、ドラッグストアや焼きたてのパンを販売する専門店などを併店している。

 なお,岩崎高治社長兼COO(最高執行責任者)は、関西圏で下期に2店舗、来年度は6店舗を出店するとし,関西圏での地域出店強化の方針を明らかにした。
 
▼店舗概要 「ライフなんば店
  http://www.lifecorp.jp/news/shop0907_namba.html

 当店は浪速区の北部に位置し、北は千日前通、東は四つ橋筋が通る交通量の多い立地で、JR大和路線・阪和線「難波」駅、大阪市営地下鉄四つ橋線「なんば」駅に地下一階で直結、約48,000人の乗降客が通行する駅前に位置する。
・ 商圏の年齢別人口構成では20〜40歳が41%、単身世帯が64.3%と大阪府全体と比較して非常に高く、マンション・オフィスが圧倒的に多く開発も進んでいる地域。
   
一次商圏 世帯数 4,022  二次商圏 世帯数 28,109
一次商圏 人口  6,317  二次商圏  人口  43,424
合計 32,131 49,742

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●住所   〒556−0017 大阪市浪速区湊町1-2-3  TEL(06)6634−0300

●建物構造   鉄骨鉄筋コンクリート造り 地上31階、地下1階建て
マルイト難波ビル (売り場 地下1階 ライフ・ドトールコーヒーショップ・ジュンク堂書店、1階・2階 ホームセンター ダイキ、3階ジュンク堂書店・医療モール、駐車場 4〜6階、オフィス 7〜20階、ホテルモントレ グラスミア大阪 21〜31階)

●売場面積   1,760m2(建物全体 13,473m2)

●年間売上目標   24億円

●駐車場   270台   ●従業員   86人(社員20人、パートタイマー66人)

●営業時間   9:30〜24:00

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▼関連HP
 エリアマーケティング講座 
 http://kobayashi.clever.mepage.jp/area/area_index.htm 





基本 エリアマーケティング―地域対応の「売れるしくみ」づくり




July 04, 2009 00:07

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5月の消費支出,16カ月ぶり増加,エコポイントでテレビへの支出増

http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.htm

◇二人以上の世帯の消費支出は, 1世帯当たり 285,530円
 前年同月比 実質0.3%の増加 前月比(季節調整値) 実質2.2%の増加

◇消費支出(除く住居等※)は,前年同月比 実質0.6%の増加 前月比(季節調整値)実質1.5%の増加  
 うち勤労者世帯の実収入は, 前年同月比 実質1.4%の増加


 総務省が6月30日に発表した5月の家計調査報告によると,1人暮らしを除く1世帯当たりの消費支出はテレビ,パソコンなど「教養娯楽用耐久財」に関する支出が増えたことにより,28万5530円と,物価変動調整済み指数で年同月から実質0.3%増加と,16カ月ぶりに前年を上回った。

 5月スタートのエコポイント制度が貢献し,テレビへの支出は前年同月から実質2.45倍になった。ただし冷蔵庫は23.7%減,エアコンは34.0%減と,エコポイントの適用対象が含まれる家電でも差がついた。

 新型インフルエンザ流行の影響面では,国内パック旅行への支出は実質15.7%減,外国パック旅行費は13.1%減になった。うがい薬などの外用薬への支出は28.7%増,マスクなど保健用消耗品は71.1%増と急増。ガソリンは前年の原油高騰の反動から,実質9.5%増えた。

 5月の勤労者世帯の実収入は,前年同月比で実質1.4%増の43万6123円だった。税金や社会保険料を差し引いた可処分所得は同2.1%増の34万1748円。それぞれ2カ月連続で前年を上回った。

 勤労者世帯で5月に定額給付金を受け取った世帯は19.0%,金額は平均5万2413円。まだ給付金を受け取っていない世帯も含め,勤労者世帯全体の実収入を1世帯当たり9975円押し上げた。なお3月からの累計では勤労者世帯の3割強が給付金を受け取ったことになる。

■関連情報
・総務省のWebサイト http://www.soumu.go.jp/








■関連情報
・経済産業省のWebサイト http://www.meti.go.jp/
▼関連HP
  流通講座−スーパー,専門店,百貨店,ドラッグストア,ホームセンター,他


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March 26, 2009 00:30

○2月のスーパー売上高18年ぶりに1兆円割れ 
 日本チェーンストア協会発表の2月の全国スーパーの売上高は9526億円で、単月ベースで1991年2月以来、18年ぶりの1兆円割れとなった。店舗調整後では前年同月比5・4%減と3カ月連続のマイナスだった。

 個人消費の不振で、衣料品に加え、食料品も苦戦した。うるう年だった前年より営業日が1日少なかったことも売り上げを3ポイント程度、押し下げる原因となった。
 売上高の内訳では、衣料品が38カ月連続のマイナスで、15・5%減と大きく落ち込んだ。


○2月のコンビニ 既存店ベースは10カ月連続、全店規模では20カ月連続のプラス成長

 日本フランチャイズチェーン協会発表の全国コンビニエンスストア統計調査月報によると、2009年2月の既存店ベースの売上高は5362億円で、前年同月と比べ2%増加した。新規店を含めた全店規模では5828億円で、同4.8%増だった。既存店ベースは10カ月連続、全店規模では20カ月連続のプラス成長となった。
 
 だが,弁当の代わりに調理パンを選ぶなど、単価の安い商品を購入する消費者が増えたことから,客単価は既存店ベースで前年同月比1.3%減の580.3円、全店規模で同1.2%減の585.6円とマイナス成長にとどまった。









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