消費(市場)動向

May 23, 2016 00:27

 ギャップは,53店舗ある日本のオールドネイビーすべてを来年1月末までに閉めると発表した。

 米国のカジュアル衣料大手GAPが展開している「OLDNAVY」が,日本から撤退する。業績低迷に伴う世界的なリストラ計画の一環で,今後は 「OLDNAVY」の成長を見通して,最も有利な市場となる北米と中国市場に経営資源を集中し,成長を目指す」とコメントしている。

  ギャップ「低価格」に誤算 

 消費者の節約志向で安い商品の需要が増えるなか,米ギャップが低価格衣料品店「オールドネイビー」の日本撤退を決めた。参入して4年。安さ以外の強みを打ち出せなかったことが撤退の主因。




ビジュアル 流通の基本<第5版> (日経文庫) 




May 21, 2016 00:00

百貨店の4月売上高=免税品3年3カ月ぶり減 

 日本百貨店協会が発表した外国人観光客招致委員会委員店(84店)の4月の免税品売上高は約179億9000万円(前年同月比9・3%減)と,2013年1月から39か月ぶりのマイナスとなった。特に宝飾品や時計といった高額品が不振だった。中国政府が海外で購入した商品に課す関税を引き上げたことや最近の円高傾向で,訪日中国人旅行客の「爆買い」が減ったことが影響した。 訪日外国人の購買客数は,約26万人(7.8%増),一人当たり購買単価は約6万8000円(15.9%減)となった。


 外国人観光客に人気のあった商品の順位は,婦人服飾雑貨,化粧品,婦人服,食品,家庭用品。前月1位であったハイエンドブランドはトップ5から転落した。


免税手続きカウンターの来店国別順位は,中国本土,台湾,香港,韓国,タイ,シンガポール,マレーシアの順となった。

 
 中国政府は4月,中国国内での買い物を促すため,海外から中国内に持ち込む商品への関税を引き上げた。中国財政省によると,高級腕時計の税率はこれまでの30%から60%に,酒や化粧品などの税率は50%から60%に引き上げている。



 免税品も含めた全国百貨店の4月の売上高(既存店ベース)は3.8%減で,2カ月連続のマイナスとなった。円高や株価低迷で消費者心理が冷え込んだ影響を受けた。

 地域別では東京,大阪など主要10都市や,その他の地域を含む全18地域でマイナスとなった。全ての地域が前年を下回るのは,消費税増税前の駆け込み需 要の反動減があった昨年3月以来,1年1カ月ぶり。

 商品別では,衣料品が6.3%減,靴やバッグといった身の回り品が6・0%減だったほか,美術品や宝飾品などは7.1%減であった。





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May 15, 2016 00:47

>>>本当なのか,激安の日本酒は,破棄米で造られている・・・・・

 カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」(ココイチ)のプラスチック破片が混入した可能性があることから廃棄された冷凍ビーフカツが産業廃棄物処理業者や仲卸業者の手による横流し事件は,記憶に新しいところである。

 これに似た話で,事の真偽の程は確かではないが,廃棄物として出された米などの穀物から,1パック100円の日本酒や安い焼酎の多くが造られているといううわさを耳にした。安い日本酒や焼酎が増えたのは,ゴミとして出された米などが,出回るようになったというのである。安いことは大歓迎だが,このうわさが本当で,捨てられた米を原料として,日本酒が造られ,市場に出回っているとなると,穏やかではない。
 真相を知りたいところである。

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March 16, 2016 02:11

ブックオフが純損益3億円の赤字,冬物不振、16年3月期



東証1部上場の「ブックオフコーポレーション」は、2016年3月期通期連結業績予想を下方修正し、当期純損益が3億5000万円の赤字に陥る見通しを明らかにした。


売上高は前回予想を上回ると見込むものの、高気温により利益率の高い冬物衣料の販売が不振だったことに加え、中古家電の導入に伴う人員増強など先行投資負担となり,従来の黒字予想が一転し赤字見通しとなった。


●2016年3月期通期連結業績予想:ブックオフコーポレーション



売上高 営業損益 純損益
前回予想   750億円       5億円        3億円
今回予想   770億円 △1億5000万円  △3億5000万円
前期実績 743億4700万円  11億2700万円    1億5100万円



業績予想の修正に関するお知らせ:ブックオフコーポレーション


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March 01, 2016 00:00

 駅ナカという閉鎖商圏はコンビニにとって大きな魅力だ。セブンイレブンは現在,京浜急行電鉄など電鉄3社に加えJR西日本と提携し,約60店の駅ナカ店舗を運営している。他社ではファミリーマートが近鉄と、ローソンが東急とそれぞれ契約を結んでいる.

 京急電鉄などの店舗はセブンイレブンに転換後、売上げが30〜50%増加した。直接的な売上増以外のメリットも大きい。JR西日本管内の駅乗降客数は,1日約500万人。大勢の駅利用客がセブンイレブンの店舗の前を毎日通る。コンビニ最大手とはいえ、まだ利用経験のない消費者も少なくない。通行量の多い駅ナカへの出店は、認知度向上や新規客獲得の効果も大きい。
 また,関西という立地も大きなポイントになる。首都圏に比べ,関西の店舗は平均日販が低いからだ。「JR西日本と組むことで、(関西の)マーケットをもっとよく見るようになる」という。
 







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