消費(市場)動向

April 03, 2020 08:00

>>>小売販売販売額2月は過去2番目の金額,買いだめで前年比1.7%増 −商業動態統計速報 

 2020-02-商業動態統計-01









  経済産業省 https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html 発表の2月の商業動態統計速報 https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/sokuho_1.html によると,商業販売額は34兆8770億円,前年同月比3.8%減でした。
小売業販売額(全店ベース)は前年比1.7%増の11兆2280億円と5カ月ぶりに増加しました。新型コロナウイルスの影響による買いだめでマスクや除菌剤,トイレットペーパーの販売が急増,1959年の調査開始以来過去2番目の金額となりました。
 2月末に安倍晋三首相がイベント自粛,学校休校要請を打ち出したことで,各種商品の買いだめの動きが顕著でした。スーパーでは飲食料品や衛生用品の販売が伸びたほか,コンビニも備蓄用レトルト食品やマスクなどが増えた。特にドラッグストアはマスク,トイレットペーパー,除菌剤などの販売が増え,前年比18.9%増の6054億円と過去3番目の販売額でした。

 業種別では飲食料品,機械器具小売り,燃料,医薬品化粧品,無店舗小売りなどが増加。各種商品,織物衣服,自動車などが減少しました。
 業態別ではスーパー,コンビニエンスストア,家電大型専門店,ドラッグストア,ホームセンターが増加。百貨店は訪日客不振で減少しました。 



July 04, 2019 00:23

リアル書店の苦境− 文教堂,ADR申請へ


 書店チェーンの文教堂グループホールディングスは6月28日,私的整理の一方法である事業再生ADRの利用を申請し,受理された。その理由は「ネット通販やデジタルコンテンツの普及により書籍の市場規模は縮小傾向が続いていたため」としている。


 同社は1898年に創業し,全国に161店(2018年8月時点)を展開する書店チェーンである。2018年8月期の売上高は前年同期比8.5%減の273億円,営業利益は約5億円の赤字。同期末時点では債務超過の状態に陥っていた。

 これまでにも資本の強化策は打ち出し,10年には大日本印刷(DNP)を引受先とする第三者割当増資を実施し,その後,DNPの連結子会社となった。だがDNPが出版取次の日販に株式の一部を売却。だが,抜本的な改善にはつながらなかった。


 19年8月末までに債務超過が解消されなければ原則として文教堂は上場廃止となる。同社は20年8月末までに債務超過を解消する再生計画を策定し,ADR手続きで再生計画が成立した場合には1年間の猶予期間が認められ,上場が維持される。


 いま,書籍流通はアマゾン,楽天に代表されるネット書店と,書籍だけでなく雑貨や衣類などと混成した売り場を設け、書籍を選んで買うだけではなく,ネットではできない「体験」を楽しんでもらおうという「コト消費」型の大型書店の二極化が進んでいる。


 カルチュア・コンビニエンス・クラブが出店する,蔦屋書店を中核として複数の専門店が集まるライフスタイル提案型商業施設「T-SITE」や,台湾発で19年9月に日本橋に出店する「誠品生活日本橋」は「コト消費」型である。


 こうした,「買う」に特化したネット書店と,「買う」以外の付加価値で戦う大型書店。この二極化のはざまで,郊外や地方都市に中規模のチェーン店を出すという文教堂の店舗展開は力を失った。欲しい本を買おうと思っても、書棚の制約から在庫が少なく,雑誌や話題の新刊書以外が手に入りにくい。選書や雑貨、あるいはイベントなどに力を入れようにも、集客力も店舗のスペースも人員も限られていて実現が難しい。成長期には出店スピードを上げるための武器になった「中規模」という強みが,経営環境の変化で弱みとなってしまった。



September 05, 2017 14:39

クレジットカードや電子マネーの利用は,近年大幅に拡大している。日本クレジット協会調べによるとクレジットカードの取扱高は2016年に初めて50兆円を超えた。日本銀行の統計では,電子マネーの決済額は2010年の1兆6363億円から2016年には5兆1436億円と,3倍以上に増加している。

キャッシュレス決済の拡大は,個人の買い物のスタイルを大きく変化させた。総務省の「平成26年全国消費実態調査(2人以上の世帯)」で消費支出(1カ月当たり)の決済方法をみると,クレジットカードや月賦・掛け買いによる購入は2009年から2014年の5年間で3万2574円(10.8%)から4万6995円(16.0%),電子マネーによる購入は1244円(0.4%)から4283円(1.5%)と,いずれも増加している。

費目別では,おもに被服・履物,家具・家事用品,光熱・水道,教養娯楽,食料の購入方法が現金からクレジットカードや電子マネーにシフトしている。一方で,家事用品や食料は1回当たりの購入額が比較的少額ですが,キャッシュレス決済による購入の金額,割合ともに5年間で大きく増加した。

 上述の総務省「全国消費実態調査」によれば1カ月当たりの消費支出に占める現金決済は,2009年の26万7119円(88.8%)から2014年の24万1604円(82.5%)と減少しているものの,いまだに大半を占める。

 経済産業省のまとめによると,民間消費支出に占めるクレジットカードや電子マネーによるキャッシュレス決済額の割合は約18%で,残りの約8割は現金決済が占めている。この水準は国際的にみて低く,韓国54%,中国55%,アメリカ41%の半分にも及ばない。

June 11, 2016 00:00

ダイシン百貨店/30日にMEGAドン・キホーテに一新

 地域の百貨店として52年間の営業してきた「ダイシン百貨店」(東京都大田区)を5月8日で閉店。ドン・キホーテグループ入りして,6月30日に「MEGAドン・キホーテ大森山王店」として,オープンする。

 <ダイシン百貨店

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 これまでのダイシン百貨店が得意としてきた商品だけではなく,化粧品・美容グッズ・衣料品・バラエティグッズといったドン・キホーテならではの感性豊かな ラインナップやアミューズメント要素を取り入れた空間演出とし,子ども連れのファミリー層やシニア層まで「家族みんなが楽しめる店舗」を目指す。



MEGAドン・キホーテ大森山王店
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 地下1階・地上5階,売場面積1万539m2のうち,地上1階〜2階を「MEGAドン・キホーテ」として運営する。大田市場からの毎日の仕入れや農家との直接契約などによる生鮮4品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)などの食品,日用消耗品・家庭雑貨品など,豊富な品そろえの生活必需品を圧倒的な低価格で提供する。

 その他のフロアでは,さまざまなリフォームスタイルを提案するドン・キホーテグループの「ドイトウィズリ・ホーム」や,家具・インテリア店、飲食店などの多様なテナントが順次オープンする予定である。

 ドン・キホーテグループは2007年にグループの一員となった総合スーパー事業を営む「長崎屋」やDIY事業を営む「ドイト」など,グループ内のそれぞれ の企業が持つ特徴を活かした相乗効果によって,買い物自体を楽しむ「時間消費型店舗のビジネスモデル」や多彩な店舗フォーマットによる「立地や商圏に最も 適した店舗作り」を行っている。

◆店舗概要
・所在地:東京都大田区山王3-6-3
・交通:公共交通機関/JR大森駅から徒歩10分
・車/環状七号線春日橋交差点から池上通りを北東へ約300m
・営業時間:8時〜翌3時(テナントにより異なる)
・売場面積:10,539m2
・建物構造:鉄骨造地下1階・地上5階
・駐車台数:200台
・駐輪台数:435台

■ダイシン百貨店  http://www.daishin-jp.com/




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西武・そごうのe.デパート

June 05, 2016 00:23

消費増税延期で消費は拡大するのか......

 「消費の落ち込みを防ぎ,デフレ脱却を確実にする」として,安倍晋三首相は,消費税増の税見送りを表明した。

 消費税率引き上げの再延期を受けて,第一生命経済研究所では,2016年度の成長率見通しを引き下げ,2017年度を引き上げた。2017年度について は,駆け込み需要の反動減と増税による実質所得減がなくなる分,2017年4月の増税を前提とした前回の見通しに比べ,1.0%ポイントの大幅な上方修正 となった。

 増税見送りにより,社会保障の負担拡大など消費者が抱える将来不安の解消は遠のき,購買意欲がさらに委縮する可能性もある,とも指摘されている。
 消費者の購買意欲を高めるには,少子高齢化や非正規雇用の拡大,社会保障負担の増加,財政悪化によるインフレ懸念など,構造的な要因の解決が必須である。だが,増税延期によって,社会保障の充実策の行方が不透明になって来た。

 消費増税延期について,産業界は歓迎一色ではない。目先の回復ではなく,長期的な改革の必要性が差し迫っていることから,「予定通りに実施すべきだった」とする声も多く出ている。

 日本商工会議所の三村明夫会頭は,再延期を「残念」としたうえで「わが国が人口減少と超高齢化の加速という構造的課題に直面する中で,少子化対策の実行のためにも,消費税の引き上げは必要」と語る。



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