ドラッグストア
June 06, 2016 00:00
>>>コスモス薬品/4月の売上16.2%増
−−−
コスモス薬品(福岡市博多区 http://www.cosmospc.co.jp/ 2015年5月期売上高:4084億円 )が発表した4月の月次報告によると,全店売上高は前年同月比16.2%増となった。
10店を出店し,1店を閉店し,月末店舗数は725店だった。
>>>サンドラッグ/4月の売上9.0%増
サンドラッグ(2016年3月期売上高:5037億円)が発表した4月の月次報告によると、グループの全店売上高は前年同月比9.0%増となった。
ドラッグストア事業の全店売上高は6.6%増、ディスカウントストア事業の全店売上高は13.5%増だった。
>>>クリエイトSD/4月の売上10.9%増
クリエイトSDホールディングス(2015年5月期売上高:2139億円)が発表したクリエイトエス・ディーの4月の月次業績によると、全店売上伸び率は10.9%増となった。
新規出店は、鶴見北寺尾店、町田小川店、金沢文庫駅前店、日本橋本町店、瀬谷南阿久和店、川崎東有馬店。
>>>クスリのアオキ/5月の売上14.2%増
クスリのアオキ(2015年5月期売上高:1349億円)が発表した5月の月次営業速報によると、全店売上高は前年同期比14.2%増、客数14.4%増、客単価0.2%減となった。
5店を出店、1店を閉店し、月末店舗数は317店(ドラッグストア152店、調剤併設店159店、調剤専門薬局6店)となった。
>>>カワチ薬品/4月の売上は2.6%増
カワチ薬品(2016年3月期売上高:2606億円)が発表した3月の売上高対前年同月比によると、全店売上高(連結)は前年同月比2.6%増となった。
新規出店は、群馬県に調剤薬局を1件併設した。連結の店舗数は、ドラッグストア298店、調剤薬局(併設)91店となった。
4月度は、花粉関連商材が堅調に推移し、後半は気温の高い日が続いてことから季節関連商材が堅調に推移した。
>>>ウエルシアHD/4月の全店売上38.0%増
ウエルシアホールディングス(2016年2月期売上高:5284億円)が発表した4月の月例報告によると、全店売上高は前年同月比38.0%増、客数36.1%増、全店単価1.9%増となった。
処方せん受付枚数は78万9838枚だった。
2015年9月からCFSコーポレーションの売上を全店売上高に反映している。
>>>スギHD/4月の売上6.3%増
スギホールディングス(2016年2月期売上高:4148億円)が発表した4月の月次営業速報によると、スギ薬局の全店売上高は前年同月比6.3%増、客数5.4%増、客単価0.9%増となった。
4月度は、9店を開店し、2店を閉店した。スギグループの総拠点数は1002拠点となった。
>>>ツルハHD/4月の売上は9.3%増
ツルハホールディングス(2015年5月期売上高:4404億円)が発表した4月の月次営業速報によると、全店売上高は前年同月比9.3%増、客数は6.4%増、客単価は2.7%増となった。
11店を開店、閉店はなく、店舗数は1660店となった。
:*☆*:…:*★*:…:*☆*:… ドラッグストア業界の現状 :*★*:…:*☆*:…:*★*:…:*☆*:…:*★*
ドラッグストア業界では, 大手ドラッグストアは積極出店を続ける一方,狭小商圏化に伴う食品強化や調剤併設を推進。都市部を含めコンビニとの競争も熾烈化している。
ビジュアル 流通の基本 (日経文庫) 小林隆一著
『 流通の基本 』 新5版発行にあたっては,高齢化時代の到来と人口減少,飛躍的に進む女性の社会進出といった流通をとりまく社会構造の変化,さらには急速に拡大するインターネットによるネット通販の動向を踏まえ,「流通のいま」そして,「これから」を分析しております。
流通業界に就職を希望される学生の皆さんや流通に関心をお持ちの方,さらには流通業界の第一線で活躍されている方々にも流通業界の現状と近未来を知る手がかりとして活用いただけるよう,概念や用語の定義について,現実的かつ実務に即した記述を心がけました。
April 12, 2016 00:00
今後、ドラッグストアでは、地域包括ケアシステムの推進を受け、在宅支援に向けた動きも活発化すると見られる。
地域包括ケアシステムは、今後の高齢化の進行を受け、重度の要介護者も含め、高齢者が地域で生活を継続できることを目的とした、包括的な支援やサービスの提供体制のことだ。
国・厚生労働省は、団塊世代が75歳以上となる2025年をめどに、市町村や都道府県が主体となり、地域特性にあった仕組みの構築を推進する。 このシステムは、「介護」「医療」「予防」という専門的なサービスと、前提となる「住まい」「生活支援・福祉サービス」が相互に連携して在宅生活を支援し、市町村・都道府県の他、介護事業者、民間企業・NPO・地域諸団体などが、地域特性にあった仕組みを構築することを求めている。
同システムの構築により、主体者としてシステムに参画する民間企業は、地域貢献に積極的に関わると同時に、ビジネスチャンスを広げることにもなる。
February 24, 2016 07:33
イオンは23日,2016年2月期の連結決算で,投資有価証券の売却などで計324億円の特別利益を計上すると発表した。なお,12日に今期の連結純利益が前期比88%減の50億円になると発表している。
子会社のダイエーで退職給付信託を設定した。クスリのアオキ株などを同信託に売却し,188億円の利益を計上する。また,子会社のイオンリテールで年金資産が退職給付債務に対して積立超過になっており,退職給付信託の一部解約に伴って約136億円の特別利益を計上する。
イオンは暖冬で冬物衣料などの売れ行きがふるわず総合スーパー(GMS)事業が苦戦している。15年3〜11月期の連結最終損益は174億円の赤字となっており,第4四半期で回復を目指していた。
::::::::: 【関連情報 1】 ******::::::::::
>>>イオン/ドラッグストアのクスリのアオキ,全株式を売却
イオンは2月23日,所有するクスリのアオキの全株式を,ダイエーが設定した退職給付信託を運営する日本マスタートラスト信託に売却すると発表した。
イオンはクスリのアオキの発行済株式の10.02%を所有する第2位の大株主であったが,株式の売却により,持株比率は0%となり,主要株主から外れる。
●日本マスタートラスト信託 株主一覧
株主名 | 持株数 | 持株比率 |
---|---|---|
三菱 UFJ 信託銀行株式会社 | 55,800株 | 46.5% |
日本生命保険相互会社 | 40,200株 | 33.5% |
>>> イオン/退職給付信託設定で特別利益188億円
イオンは2月23日,退職給付信託の設定に伴う特別利益188億円を2016年2月期連結決算で,特別利益に計上すると発表した。
退職給付債務の圧縮と資産効率の改善を図るため,完全子会社であるダイエーにおいて退職給付信託を設定し,イオンが保有する投資有価証券の一部を退職給付信託に売却したもの。
信託設定額は240億円で,クスリのアオキなどの株式を売却し,投資有価証券売却益188億円を特別利益に計上する。
>>>イオンリテール/退職給付信託の一部を解約
イオンは2月23日,子会社のイオンリテールが退職給付信託の一部を解約すると発表した。
将来の退職給付に備えることを目的として退職給付信託を設定しているが,退職給付信託を含む年金資産が退職給付債務に対して大幅に積立超過の状況で,今後もその状態が継続すると見込まれることから,退職給付信託の一部を解約した。
返還額は277億円で,イオンは2016年2月期連結決算において,退職給付信託返還益約136億円を特別利益に計上する。
::::::::: 【関連情報 2】 ******::::::::::
◆社名: (株)クスリのアオキ
・住所:石川県白山市松本町2512番地
・設立年月日:1985年1月
・資本金:13億37百万円(2014年5月現在)
・代表:代表取締役社長 青木宏憲
・事業内容:医薬品・化粧品・日用雑貨などの近隣型小売業,調剤業務
・電話番号:076-274-1111
>>>ドラッグストアの市場規模。
日本チェーンドラッグストア協会によれば,総店舗数は1万7563店舗で総売上高は6兆97億円(2013年度)である。なお,「調剤薬局」の市場規模は約5兆円,コンビニの市場規模は9.4兆円である。
February 17, 2014 03:09
ドラッグストアのサンドラッグは,シニアが好む日用品や食品をそろえたコンビニエンスストアを,東京都内を中心に年間20店ペースで出店し,本格展開を図る。厳選した化粧品や薬、管理栄養士が提案する弁当などをワンストップで買える点をアピールし、シニア層の取り込みを図る。
◆会社概要 サンドラッグ
会社名 | 株式会社サンドラッグ |
---|---|
本社 | 東京都府中市若松町1丁目38番地の1 |
代表者 | 代表取締役会長 才津 達郎 代表取締役社長 赤尾 主哉 |
設立 | 1965年4月 |
資本金 | 39億3,120万円 |
発行株数 | 67,165,592株 |
事業所 | 直営店舗 525 / フランチャイズ店舗 105 / 物流センター 全国18か所 (2013年3月末) |
従業員数 | 5468名 (2013年3月末) (パート、アルバイト含む) |
事業内容 |
|
主要取引銀行 | みずほ銀行・三井住友銀行 ほか |
主要株主 |
|
◆出店エリア グループ企業を含め全国44都道府県へ展開
1999年にフランチャイズ展開がスタートした北海道地区に続き、01年6月には直営店が九州に出店。03年4月新潟県、04年4月からは愛知県、08年3月からは新たに四国地区でフランチャイズ展開を開始し、09年9月に新潟県のフランチャイジーである(株)星光堂薬局を子会社化、さらに同年12月には、九州地区(含沖縄)、中国・四国地区でディスカウントストアを展開しているダイレックス(株)を子会社化、直営店での05年近畿、06年東北、06年中国地区への出店と展開地域を拡大している。
December 09, 2013 22:01
1979年に設立の同社は、高知市内を中心に「かもめ薬局」や「ファミリードラッグかもめ」の店名でドラッグストアの経営を手掛け、ピーク期には約30店舗を展開するなど事業を拡大していた。
だが,景気低迷による個人消費の落ち込みや大手ドラッグストアなどとの競争激化で業績は悪化。不採算店舗の閉鎖や「ツルハ」へ15店舗を譲渡するなどして,生き残りを図ったが,資金繰りの悪化から事業継続を断念,11月15日付で解散を決議し事後処理を進めていた。
◆株式会社かもめ
・所 在 地:高知県高知市旭町 3 丁目 57-1
・代 表 者 :代表取締役社長 中村 信輔
・事業内容:ドラッグストアチェーン、調剤薬局の経営
・資 本 金:50 百万円
・売 上 高: 6,051百万円(平成 24 年9月期)
・店 舗 数: 26 店舗
⇒⇒ 高 知 銀 行 債権の取立不能又は取立遅延のおそれに関するお知らせ 平成25年11月27日
http://www.marketnewsline.com/press/201311271500058416.html
◎ 債権の取立不能又は取立遅延のおそれに関するお知らせ
今般、当行の取引先である株式会社かもめに対する債権について、下記のとおり、取立不能又
は取立遅延のおそれが生じましたのでお知らせいたします。
記
1.株式会社かもめの概要
(1)商 号 株式会社かもめ
(2)所 在 地 高知県高知市旭町三丁目57番地1
(3)代表者の氏名 中村 信輔
(4)資 本 金 50百万円
(5)事業の内容 小売業
2.当該取引先に生じた事実
同社が高知地方裁判所に特別清算の申立てを行ったことによる。
3.株式会社かもめに対する債権の種類及び金額(平成25年11月26日現在)
貸出金 1,294百万円
4.当該事実が当行の業績に及ぼす影響
上記債権につきましては、引当金等により全額保全されており、平成25年5月10日に
公表した平成26年3月期通期の業績予想に変更はありません。
以 上
★★特集★★
規制改革の荒波【ドラッグストアの最新戦略】
■特権業態が直面する既存モデル崩壊の危機
・マツモトキヨシホールディングス(ヤング女性を呼び戻す都市、規模、全国の原点回帰)
・サンドラッグ(都市と地方両極にダイレックスとの融合を生かす)
・スギホールディングス(専門性強化とコストコントロール相反する命題に挑む)
・ツルハホールディングス(M&Aで全国展開に王手をかけ、食品強化で客数をアップ)
・ココカラファイン(既存店に焦点を当てた改革で、統合目的を店頭で実現)
・ウエルシアホールディングス(調剤併設に力を注ぎ、高齢者対応モデルを模索)
・コスモス薬品(都市でも通用する独自のビジネスモデルを構築)
・キリン堂(現場の力をフルに引き出し、ストアロイヤリティを高める)
・ハピコム(第二の潮流に備え、加盟企業の基礎力アップに貢献)
■有力ドラッグストアチェーンの業績一覧
◎INTERVIEW この人に聞く
【セブン&アイ・フードシステムズ 大久保 恒夫 社長】
・ 高質レストラン実現の準備はすべて整った
◎中国レポート
・ ウォルマートの中期発展計画の全貌
◎特別企画
・ アジアを拓く ラオス人民民主共和国 現地のお客に近付いて日本ブランドの力を活かせ
◎米国小売流通業最前線レポート
・ 健康、自然をキーワードに新星スーパーマーケットが台頭
◎特別レポート
・ 久々の好況に沸く百貨店の復活は本物か
◎激流レポート
・ イオングループが北海道3極体制で示す存在感
◎激流レポート
・ これでは生産性向上は覚束ない「コメ減反」見直し作業
◎バイヤーズ・アイ
・ 阪食 商品統括部 第1商品部 課長 大矢直人
「酒 類」 付加価値商品の提案と関連販売で需要を促進
◎ 話題店舗訪問
【ファミリーマート×イズミヤ(寺田町東店)】
・ 5000品目に工夫を凝らす「お客様の台所」
◎食品流通変化の先読み
・ 高品質な食品を提供するコールドチェーンの構築
◎商品戦略
■西友
・ ウォルマートパワーを最大限に引き出す直輸入が本格始動
■ユニ・チャーム(ウェットティッシュ・マスク)
・ 高機能商品と売り場提案で使用率と使用シーンを拡大
■ファンケル
・ 飲む楽しみが倍加した「カロリミットウコン ドリンクW」
◎商品情報
武田薬品工業
・カルシウム剤市場に「新カルシチュウD3」で本格参入
◎流通トピックス
・ 男を下げた楽天三木谷会長の辞意撤回は何のため
・ 消費増税よりも影響が大きい建設コスト上昇の難題
・ 虚偽表示「言い訳」でわかる阪急グループの企業体質
・ 調剤薬局の環境悪化を背景にメディシスのM&Aが加速
◎海外情報
・ マークス・アンド・スペンサーが衣料品部門を大改革
・ ようやく立ち直りを見せてきたカルフール
・ ウォルマートが小型店戦略を積極化
◎情報ファイル
・ 欧州委員会 EU農産物の品質保証制度をPR
・ ららぽーと 「ららぽーとTOKYO‐BAY」西館グランドオープン
・ フマキラー 「第10回 虫や植物とふれあうコンテスト」の審査発表会を開催
・ 日本アクセス 初の業務用展示会を開催
・ サミット 創業50周年を記念して、スーパーマーケット・ミュージアムを開設
・ ローソン MACHIcafe 期間限定スペシャルコーヒー「イエローブルボン」を発売
激流 2014年 01月号