March 10, 2020 22:06

ラオックス 全国で店舗網縮小 新型コロナで客数減少

>>>ラオックス 全国で店舗網縮小 新型コロナで客数減少


 総合免税店のラオックス https://www.laox.co.jp/laox_outline/ は新型コロナウイルスの感染拡大による客数減少などから,全国9店舗の閉店や一時休業をこれまでに決めている。同社は売上高の3割を占める主力のインバウンド(訪日外国人)事業が苦戦し,新型コロナの拡大前から複数の店舗の運営見直しを検討していた。感染拡大による中国人団体客の急減で,計画前倒しで早く閉店を決めた店もある。

 ラオックスは2月18日に大阪日本橋店の一時休業に踏み切ったのを機に,札幌狸小路店(札幌市)と函館赤レンガ店(北海道函館市),鹿児島店(鹿児島市),沖縄国際通り店(那覇市)を2月から順次,閉店した。2月29日〜3月1日には札幌本店(札幌市)など北海道の5店舗を臨時休業した。3月9日には,炊飯器,掃除機の家電や雑貨に加え,京都の伝統工芸品などを扱っていた京都祇園店が閉店した。

 ラオックスの2019年12月期の連結決算は78億円の最終赤字(前の期は10億円の赤字)と,2年連続の赤字だった。店舗の見直しや新型コロナの影響への懸念もあり,2月17日〜3月6日にはグループで計160人の希望退職者を募った。

     ・・・・・・・・・・ラオックス リリース・・・・・・・・・・・・・・

 ⇒⇒  資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ


 当社は、2020 年2月 27 日開催の取締役会において、以下のとおり、2020 年3月 27 日開催予定の第 44 期定時株主総会に、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分について付議することを決議いたしましたので、お知らせいたします。

1. 資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分の目的
現在生じております利益剰余金の欠損額を補填し、早期の財務体質の強化を図るとともに今後の資本政策上の柔軟性及び機動性を確保することを目的としております。

2. 資本金の額の減少の要領
(1) 減少する資本金の額
会社法第 447 条第1項の規定に基づき、2019 年 12 月 31 日現在の資本金の額 6,850,868,015 円を3,850,868,015 円減少して 23,000,000,000 円といたします。
(2) 資本金の額の減少の方法
払戻を行わない無償減資とし、発行済株式総数の変更は行わず、資本金の額のみを減少し、その他の資本剰余金に振り替えます。
3. 資本準備金の額の減少の要領
(1) 減少する資本準備金の額
会社法第 448 条第1項の規定に基づき、2019 年 12 月 31 日現在の資本準備金の額 23,123,930,810 円を3,834,258,024 円減少して 19,289,672,786 円といたします。
(2) 資本準備金の額の減少の方法
資本準備金の額を減少し、その他の資本剰余金に振り替えます。
4. 剰余金の処分の要領
会社法第 452 条の規定に基づき、資本金及び資本準備金の額の減少の効力発生を条件に、資本金及び資本準備金より振り替えたその他資本剰余金の合計額 7,685,126,039 円全額減少させて繰越利益剰余金に振り替えることにより、欠損の填補に充当いたします。
(1) 減少する剰余金の項目及びその額 その他資本剰余金 7,685,126,039 円
(2) 増加する剰余金の項目及びその額 繰越利益剰余金 7,685,126,039 円



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