January 10, 2020 14:06

徳島県がついに全国初の百貨店空白地域となる

徳島県がついに全国初の百貨店空白地域となる

 2019年は百貨店閉店の嵐が吹き荒れた1年だった。三越伊勢丹ホールディングス (HD)が相模原店、府中店を閉鎖。地方百貨店でも中合(福島県)、井筒屋 (福岡県)、中三 (青森県)、大沼(山形県)、大和(富山県)、山交百貨店(山梨県)が相次いで閉店た。 岐阜県大垣市で50年以上の歴史を持つヤナゲンが本店を閉鎖し、ほどなく郊外店も閉鎖。百貨店業から完全撤退している。2019年の閉店は累計で2桁に達し、これはリーマンショック後の10年以来のことだ。

 今年は,そごう・西武の徳島店が8月に閉鎖する。これにより全国初の百貨店空自地域(都道府県)が生まれる。百貨店は地域一番店でなければ生き残れないと言われ続けてきたが、郊外型SC、ネット通販に押され、人口減少が続く地方ではもはや一番店でも生き残れない時代が到来した。


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小林 隆一
日本経済新聞出版社
2016-04-16



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