September 18, 2013 00:00

酒類業界 「市場は年1%程度縮小」

 飲酒人口や若者の飲酒率の減少で市場は年1%程度縮小している。加えて低価格化に競争激化と酒類を取り巻く市場環境は厳しい。

 酒類業界はビール系大手4社で70%、その他数社を足すとシェアは80%になるというように上位集中化が進んでいる。
 酒類市場の売り上げは減少を続け、4兆円を切っている。それを10社に満たない大手で3兆2000億円を抑え、残る8000億円を2000社の中小メーカーが分け合う構図である。

2013-09-日酒販
                出典:日本酒類販売 HP

日本酒類販売 「酒文化を担う者」との気概
日本酒類販売は、酒類の売り上げが82%を占める日本で酒類専門卸売業である。日酒販の前期連結決算は、売上高5000億円の前期比101.4%の増収。営業利益は29億5200万円(同98.5%)の減益である。
 こうした状況にあって,同社は,「酒類の卸として、市場が求めている商品を適時的確に配荷するのは重要な機能。と同時に地方に埋もれた商品を市場に送り出し、酒文化の伝統を守る。ニッチな市場の積み上げも酒類専業卸のもう一つの役割としている。
                     参考:「激流 2013/9 (p34〜35)




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